B級手品師(マジック編)

手品商品のレビューを中心に綴ります〜(PC版での視聴を推進します)

マジック磨き 観客を笑顔に  ※番外編(投稿:地元紙)

 私の趣味はマジックである。マジックに魅了されてから15年以上が経った。マジックはコミニュケーションツールとしても一役買ってくれるので、人間関係構築という視点からもそのメリットは非常に大きい。
 また、マジックの面白い点は人間観察ができるところだ。演じる相手の性格が分かる。ある人は純粋に「すごい!」と不思議がり、またある人は、「何で?何で?」とそのマジックのタネ(仕掛け)が分からず悔しがるなど、さまざまである。私は、その反応を見て楽しんでいる。このこともマジックに魅了されている一因かもしれない。
 たまに魔法にしか思えないマジックに遭遇する。そういったマジックの背景には、必ず緻密に計算された仕掛けが施されている。マジックの醍醐味は、観客の常識や思い込みを超えたところを突くところである。観客を不思議な世界に引き込ませるには、マジシャンの「観客を楽しませたい!」という強い思いが起点となっている。そこから技の練習や仕掛けの施しへと繋がっていく。
 私はマジックを一つの学問と捉え日々研究、努力しているが、その背景にあるのは「観客を笑顔にさせたい!」という単純な思いなのである。
東奥日報 夕刊(明鏡欄)平成30年2月8日(木)付 より】



「マジックの醍醐味」というテーマで投稿しました。
最後のまとめで「観客を笑顔にさせたい!」と大口を叩いています。深堀しますと、自己満足、自分の名利が原動力になっています(笑)。少なからず、マジックは、私の quality of life(QOL)向上の一助となっています。