B級手品師(マジック編)

手品商品のレビューを中心に綴ります〜(PC版での視聴を推進します)

The Fourth Balloon by Quique Marduk – Trick   ※4名のカード当て

【現象】
まず、1人目の観客にカードを選んでもらい覚えてもらいます。
2人目、3人目、4人目の観客には、バラバラにならないように輪ゴムで縛ったデックを投げて(誰でもOK)、受け取った観客にこっそりとカードを選んで覚えてもらいます。
※デックを受け取った観客は、カードがバラバラにならないように適当にカードを分けてもらい、その分け目のカードを覚えてもらう
手品師は、観客(4名)がどのカードを選んだかは分からない状況です。
観客4名には、ステージに上がってもらいます。
手品師は、観客4名が選んだカードを言い当てます。4枚のカードの数字とマークを次々とコールしていきます。
もし、手品師がコールしたカードと一致していた場合、自分(観客自身)が持っている黒い風船を手持ちの押しピンで割ってもらいます(一通りコールした後、4名一斉に風船を割ってもらう演出)。
本当であれば、4名一斉にパン・パン・パン・パンと割れて拍手喝采で終わるはずです。しかし、どうしても最後の観客の黒風船だけが割れません。
手品師は、違うカードを何回かコールしますが、いっこうにに当たりません。
では、実際、あなたの選んだカードは何ですか?と聞いた後、手持ちの黒い風船を割ってもらいます。その最後の観客が選んで覚えたカードが、なんと風船のスティック先端に立っているではあ〜りませんか(解説DVD付)。
というマジックです。



「4名のカード当て」を風船を使用しておもしろく演じられるマジックです。
なかなかユニークなカード当て演出ですね。サロンからステージまでカバーできます。準備も簡単で、失敗リスクも少ないマジックです(1回だけフォースが必要)。
クレバーな仕掛けが、手品師の負担をかなり軽減すると同時に不思議さを醸し出しています。持ち運びも楽で大きな演出ができる良質マジックです。



購入店:マジックオフレコ