B級手品師(マジック編)

手品商品のレビューを中心に綴ります〜(PC版での視聴を推進します)

Card Sight      ※B級手品師 解釈  見破り編 (その6)

【現象】
1組のトランプデックと封筒4枚を示します。太郎くん(男性)と花子さん(女性)にお手伝いしてもらいます。
男性(太郎くん)は「黒いカード」を引き付け
女性(花子さん)は「赤いカード」を引き付ける、と説明します。
まず、1つの封筒に黒いペンで「黒いカード、太郎くん」と書きます。もう1つの封筒には赤いペンで「捨てるカード、太郎くん」と書きます。
次に、1つの封筒に赤いペンで「赤いカード、花子さん」と書きます。もう1つの封筒には黒いペンで「捨てるカード、花子さん」と書きます。
その後、観客(太郎くんor花子さん)にトランプデックを渡してよく切り混ぜてもらいます。
そこで、手品師は、紙に予言を書いて、観客に見えるところに置いておきます。
手品師は、トランプカードを裏向きで1枚ずつ見せていきます。
太郎くんが、黒だと思ったら「黒いカード、太郎くん」という封筒にそのカードを裏向きに入れてもらいます。赤だと思ったら「捨てるカード、太郎くん」という封筒に(手品師が)入れます。
逆に、花子さんには赤いカードだと思ったら「赤いカード、花子さん」という封筒にそのカードを裏向きに入れてもらいます。黒だと思ったら「捨てるカード、花子さん」という封筒に(手品師が)入れます。
手品師はトランプカードを1枚ずつ裏向きで示し、何回か繰り返します。ある程度行なったら、それぞれの封筒を開けて中を確認してもらいます。
太郎くん(男性)の封筒は、見事にすべて黒いカードになっています。
花子さん(女性)の封筒は、1枚だけ黒いカードが混ざっていますが、残りはすべて赤いカードになっています。それぞれの捨てた(選ばなかった)トランプカードの封筒の中は、それぞれ完璧に反対の色のトランプカードが入っています。つまり、花子さんが、たった1枚だけ間違っていたことになります。
そこで、手品師はニヤリとしながら、冒頭で書いた予言の紙を観客(太郎くんor 花子さん)に読み上げてもらいます。
そこには、しっかりと
赤と黒が完璧に分かれています。しかし、花子さんは1枚だけ間違います。」と書いてあります。
予言は見事当たりました!完璧です。
【マジックファンタジア商品紹介参照】



『見破り編』は、実際購入はしていませんが、実用的と思われる商品をB級手品師なりに解釈するというものです。今回は、「Card Sight」というマジックを採り上げます。
動画を何回か視聴しました。文章では、なかなか手順が伝わりませんので、手順の動画公開は非常にありがたいです。ただ、見破られるリスクもあります(笑)。この現象は非常に不思議で観客と一緒に楽しめるマジックだと思います。また、1枚だけトランプカードが間違っている演出が憎いです(笑)。すべてが、手品師の思い通りです。手品師の負担もほとんどありません(あくまでも推測の域ですが)。
話は変わりますが、
この現象(Card Sight)の解明を果たし、ひとりニヤつき満足げにしている横顔を、たまたま目にした嫁に、
「あんた、何ニヤついてるの?!」と突っ込まれ、ハッと我に帰ったB級手品師です(笑)
4千円ネタ、ゲットの瞬間です!
用意するものは、特製デック、封筒4枚(普通の)、マジック、紙(予言を書く)です。
特製デックですが、○ー○ドデックの使用で可能です。最近では、安価なものが発売されていますので材料費としては千円未満で道具はすべて揃います。あるいは、手持ちのトランプデックに、ある細工を施しても問題ありません(こっちの方がスムーズかもしれません)。あとは、ちょっとしたハンドリングで完璧です!このブログを書きながら、ひとりニヤついているB級手品師でした(笑)



Card Sight  ※参考動画
https://www.youtube.com/watch?time_continue=325&v=gfzf45g9yZg