B級手品師(マジック編)

手品商品のレビューを中心に綴ります〜(PC版での視聴を推進します)

X−フレーム(海外版)      ※番外編

先日、某店で購入したのですが、仕掛け部分の稼働が悪く、さらに解説書も同封されず、不快な思いをしました。解説書の依頼をしても、1回の連絡ではすぐに対応してくれません。
「売る時の地蔵顔、不具合時の閻魔顔」という体質は改善されていないようです(苦笑)


では、気を取り直して本題です。
バラしてみて、みかめくらふと製(前オーナー)の素晴らしさを実感しました。
きめ細かい計算が施されています。職人技です。まあ、経時変化は仕方ないですね。
仕掛け部分の稼働が悪いため、バラして再生しました(笑)。木製部分の小さな亀裂は仕方ありません(泣)
片方の英字部分(QUEEN OF CLUBS)ですが、劣化しており、思い切って削りとりました(削り取るまでもありませんでしたが)。
もう片面の、THREE OF DIAMONDS はそのままです。
片面(再生面)を、「練習したから!」いう文字を入れました。
流れ的には、
観客に、なにも書かれていないミニ黒板の両面を検めてもらいます。
観客に「ダイヤの3」をフォースします。
ミニ黒板をひっくり返すと、英語で「THREE OF DIAMONDS」と書かれているではありませんか。観客は、二重の驚き(自分が選んだカードが当たっている、突如として文字が書かれている)に包まれます。
観客は、思わず「なんで?!」と声をあげます。
間髪入れず、ミニ黒板をひっくり返し、「練習したから!」と言ってやって手品を終えます。
(観客が「なんで?!」と声をあげない場合は、手品師から観客に「なんで?!」と言って! と強引にいわせましょう〜)
ギャク要素を取り入れたB級手品師仕様の「X−フレーム」が、いまここに完成しました(笑)